SHADE R5→XVL Web3D挑戦
2002/4/3
リップスティック


作品を表示するにはXVL Viewerが必要です。

まず、こちらでダウンロードしてください。


定価\23,800と安価ながらラティス社のXVL形式をサポートしているShadeR5 Debutを勉強しながら、Web3Dに挑戦しましょう。

ShadeR5 Debutで口紅(リップスチック)の形状を作り、エクスポートでXVLフォーマットを選択します。


この記事はNECで事業部長時代に3Dスキャナーを商品化された北野和良様よりご提供頂いております。


第4回は 口紅(LipStick)の制作だ。

パーツは「キャップ」「ボディ」「回転受け」「口紅」「台板」の5点。




キャップとボディは45度回転の八角形。

回転受けと口紅は円回転をした後で自由曲面に変換する。  

口紅が使ったように斜めに減っているように加工するのが意外と難しい。

それぞれの部分が出来たら、表面材質を設定し、カメラの角度などを調整したあとレンダリングする。 

 



反射率・メタル性、透明度など思うままに設定してみる。

設定した数値と実際に見た質感との関係を知るためには何回もやってみての経験が必要そうだ。  

3次元的な位置確認がやり易いよう「台板」を追加してみた。

板の表面材質をメタル風に反射率を高めたので光のあたり方によって青ではなく白っぽく見える。

キャップも同様に反射率を大きくしているので、メタル蒸着の雰囲気が出たと思う。

★ この演習は『Shade教室(R5対応)』 エヌディエヌコーポレーション (2002/2/11初版) をお手本にして学習しております。
いよいよWeb3D


今回も、XVL フォーマットでデータをエクスポートしたので、確かめてみて欲しい。   


ブラウザ上に3次元としての表示をさせるには、ラティス社の『XVL Player(Plug-in)』(無償配布)が必要です。
まだダウンロードしてない場合は、各自で用意してほしい。

XVL データ  (LipStick3.xv3 約11KB)
(右クリックして「対象をファイルに保存」で左クリック)

■XML形式で表示されたウインド内でマウス右クリックし、回転を選択

分割数で「8」を選択。

■ズームで拡大するとエッジの滑らかな曲面が得られる。



★ShadeR5のXVL入出力機能には、ラティス・テクノロジー株式会社製Shade-XVL Converterを使用しています。

★ Shade-XVL Converter及び、XVL Viewer/Playerは、ラティス・テクノロジー株式会社が開発を行い、著作権ならびに全ての知的所有権を保有します。

★ Shadeシリーズはエクス・ツールス株式会社の開発商品です。Shadeはエクス・ツールス株式会社の商標です。


★ NECエンジニアリング社の開発した3Dスキャナー「DANAE−R」ではラティステクノロジー社の『XVL形式のエクスポート』も出力形式の一つとしてサポートされております。