| 山スキーの記録 |
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<雨飾山大滑降・速報版> 今年も5月の連休は恒例の山スキー大滑降である。今年は久しぶりに雨飾山・天狗原山を目指す。メンバーは近年はいつも同行している若手I先生。雨飾山・天狗原山は27年前にも滑っており、その時には両山とも大した苦労なく登頂・滑降しているのだが、今年は雪の様子がだいぶ異なっており(老化で体力落ちた所為か)、同コースの登頂・滑降は断念。雨飾山はスキー好適斜面をアタックしたが、ピークまで行き着けず、天狗原山は夏道までの車道が辛そうだから宿で教わったスキー向けの尾根を目指すも、雪が繋がっていなかった。しかし春山スキーを存分に楽しむことができた。取り敢えず速報で、詳細は追って掲載予定。 |
5月1日(金):快晴
午後に東京を出て新幹線で糸魚川へ。乗り換え時間に展望台や雁木通りなどを見る。大糸線はJRなのに、新幹線開通でJRから見捨てられたキラキラネーム3セク鉄道の継子のごとき扱いである。東京駅で、糸魚川までの乗車券を中土行きに変更出来ぬかと聞いたら「会社が違う」との答えだったのにも納得が行かない。バスのような車体の単行キハ120が急勾配を登って、以前の水害の後に出来た長大なトンネルをいくつか潜る。狭さの限界のようなホームの中土駅で下車し、呼んでおいたtaxiで小谷温泉・山田旅館へ向かう。ここの建物は木造三階建て、登録有形文化財である。 |
5月2日(土):快晴・温暖
今日は雨飾山を目指す。アスファルト道路を雨飾荘まで歩き、そこからは雪の車道を延々歩く。宿の主と相談した結果、川沿いに夏道登山口より先まで行って、スキー向けの大斜面の下端から登ることにしたのだが、夏道の先で早々に雪が落下しており、そこから急斜面の樹林に取り付く。樹林を抜けると雨飾山頂の手前のピーク(通称「P2」、その先は岩だからスキー的にはこのコースが良い)まで登る予定だったが、雪質が頗る歩きにくく、急斜面の腐った雪をキックステップで登る際に蹴る足が攣りそうになったり、ステップを踏み崩してズリ落ちたりして、何だかひどく疲れ、P2迄は行けなかった。同時に登っていた他の2パーティ−も、同じP2の1段下の平坦地で引き帰したから、これで良いとしよう。彼らを見送ったら我々も滑る。スキーを履けば別世界で、標高差600mの大滑降を心行くまで堪能した。あとはまた車道を延々と手漕ぎで滑るor歩くのみ。除雪区間へ出たらスキーを背負って諦めた気分でぶらぶら下って、宿へ戻る。疲れた体に温泉が効く。 |
5月3日(日):薄曇〜晴
昨日の登山・滑降・歩行でかなり消耗したのと、天気も下り坂気味らしいので、天狗原山頂まで延々大ツアーをする気力・体力なし。だから朝飯も宿で食べてから、ゆっくり目に出る。宿の主に教わった浅海川と中海川の間の尾根を下るコースが魅力的だが、山頂まで行かないとそのコースには行けないので、河原から逆に登って行けるところまで行くことにした。そうすれば、天狗原山夏登山コースまで車道(川に落ちそうな斜面)を延々水平に歩く苦労は無いし、好きなところで引き返せる。しかし、2つ目の橋を恐々渡ってみたら、尾根の崚線には雪がありそうだが、途中の雪が繋がっていないではないか。昨日も往きの自分の足跡が帰りにはもう消えかかっていたぐらいだから、ほんの数日で雪が激減したのであろう。崖登りを試みたが、その先の雪が上まで繋がっている保証は無いし、危険だから、やめておく。しばし雪上でのんびりしてから、僅かな距離だが滑ってから雨飾荘へ戻る。スキーを珍しがる観光客にいろいろ答えたりしたら、車道を歩くのも癪だから、観光資源任務のついでに車道路沿いの林間を少しだけ滑って、いかにも「山から延々滑って来て、ここでスキーはお終い」という雰囲気を演出する。バスで南小谷へ出て、予定より早い列車で急勾配をのろのろ下って糸魚川駅へ出る。新幹線で地ビールとホタルイカの干物を味わっているうちに東京。さて今シーズンのスキーはこれで終りかな。でも山にはまだまだ雪はある。
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| かくして、今年も何とか山スキー歴を途絶やさずに済んだ。雨飾山はせめてP2までは登りたかったし、天狗原山はあっさり断念したが、また機会があったらリベンジしたいところ。雪質が悪かった所為ではあるが、やはり老化で体力は落ちている。それでもスケールの大きな山岳滑降を楽しむことができた。いつもの感想だが、我ながら良い趣味を続けていると満足である。それも、仲間がいてこそ実現したのだから、付きあってくれたI隊員に深く感謝する。 |
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◇費用メモ:交通費26,650円・宿泊26,500円・飲食3,775円・宅急便5,016円/合計61,941円 |