安達太良・雪中登山
日時:1981(昭和56)年2月28日(土)〜3月1日(日)
参加者:NABE・Y本
コース:上野→郡山→二本松(泊)/→岳スキー場→安達太良山→岳スキー場→二本松→上野
1981.2.28(土)晴・曇りがち
安達太良山(1699m)は、比較的雪の少ない山なので、真冬が適期である。残雪期ばかりでなく、冬山を滑るのも良い。塩沢温泉・国設塩沢スキー場からと、奥岳温泉・岳スキー場からの、2コースがある。塩沢の方が滑走距離は長そうだが、登り時間を考えて岳スキー場から入ることにした。しかし26日になって宿を探したら、岳温泉・奥岳富士急ホテルともに満室。やむなく二本松駅前に泊る。駅の観光案内所に電話したら、可愛い(声の)女性が、駅前旅館を教えてくれた。
15:00発・ひばりで郡山、ここで各停の客車(オハ47?)列車に乗り換えて二本松へ向かう。しかし何故こんなに早い列車にしたのだろう。こんなに早く行く必要は全くなかった。東北本線からは左に山がきれいに見える。鶏頂山はよく晴れているが、安達太良は冬型の様相を呈している。天気図からは移動高の真っ只中の筈なのだがなあ。
駅の目の前の旅館「大宗支店」へ。夕食は旅館飯で、刺身、牡蛎酢、煮物、カツ…etc.
暇だから、当時流行していたルービックキューブをやって時間潰し。このパズルは自力で解こうと努力したが、解法が載った週刊誌を電車で拾ってしまったのが運の尽き、ついに悪魔の誘惑に負けてそれを見てしまった。Y先生は、何と完全に自力で解いてしまっていた。なおルービックキューブには、その後4×4バージョンが出たが、解き方は寧ろ簡単。
1981.3.1(日)山は雪
7時前に起きて山を見ると、上の方はガスのようである(実は雪だった)。バスもあるが08:10始発なので、07:30ごろタクシーで岳スキー場へ向かい、08:17着。身支度して08:40出発するが、第4リフトがまだ運転していないから、ゲレンデをシールで登り始める。しかし軽い新雪の下はアイスバーンで、登りにくい。09:05リフト上(≒1170m)。ここから登山で、09:30平坦な五葉松平。右手の烏川の谷沿いに登る。やがてシュカブラ帯で、目の前に乳首のような頂上の岩が見えて来て、10:45あっさり頂上に着いた。スキーをデポして、山頂まで登る。
頂上は風は無いが見通しが効かない。当初は山越えコース(崚線を北へ2.5q縦走すれば、箕輪山を巻いて横向温泉スキー場へ下る斜面がいかにもスキー的で、ブナの大木を縫っての滑降は魅力的)も考えていたが、この天気では無理。断念して下山する。
11:01下山開始、11:34レストハウス前で滑降終了。雪質は、浅い新雪が案外締っていて、その下がブレーカブルクラストと、すこぶる滑りにくい。降雪中でホワイトアウト状態だから、方向感覚も平衡感覚もずれてしまって、やたら転倒した。登り2時間余の手軽な山で、ツアー客はたくさんいた。しかし山越えができず欲求不満が残るスキーだった。
バスを1本逃して、13:55まで時間が空いてしまった。レストハウスの食堂で豚汁を注文し、旅館のおにぎりを食べて、あとはぼけ〜っと過ごす。このスキー場は何だかやたら込んでごった返している(しかし田舎だ)。バスで二本松へ出ると、駅の観光案内所が開いていたから、電話の女性にお礼の挨拶。声だけじゃなく、じっさい可愛かった。15:12発「ひばり」で18:13上野着、夕食は自宅で食べた。
●メモ 交通費:二本松→都区内\2800、自由席特急券(400qまで)\900(いずれも硬券)
「大宗支店」(02432-3-0101):2食付き5000円/協定料金、