1983.4.1(日)晴
天元台には3年前に会津側へ下るために行ったが、奥羽本線・大沢駅まで全長20qのコースは、是非一度滑ってみたい。天元台ロッジ(023855-2231)からは週末にはガイドツアーが出るそうだが、我々は月曜だから自力で行く。
朝6時前に出て、07:20つばさ5号(東北新幹線はまだ大宮始発で、奥羽本線の列車がまだ上野から出ていた)で米沢へ向かう。暫く前から喉が不調なので、米沢でトローチを買って嘗める。宿が乾燥していないと良いんだが。
バスで白布温泉へ。そこからロープウェイ乗り場まではボンネット型の小型連絡バス(無料)に乗り換える。ロープウェイで上がって、天元台ロッジ(従業員が素朴な地元のおっさんという感じで実に良い)にチェックイン。午後からは半日券があるので、14時頃からゲレンデで滑った。ここは積雪が少ないので新雪は殆ど無いが、ゲレンデのへりとかリフトの下とかに僅かに残る新雪を拾って滑る。直線3qあるが、斜度が少なく変化の無い一直線のつまらないゲレンデ。上の第3リフトはガス。やがて晴れてきたから最上部まで行ってみたが、やはり飽きる。しかし次第に空いてきて、リフトの行列は無くなった。半日券のモトは取った。
夜は前回と同じ焼肉定食。そう言えば米沢は牛肉の産地。早々に寝るが、明日の天気予報は最悪の状況。
4.2(月)曇→(雪)→雨
夜じゅう強風が吹き荒れて、明日は無理かと半ば諦めた。朝のTV天気予報も、低気圧が迫っていて駄目そう。しかし高曇でガスはまだ下ってきていないので、行く事に決心した。パトロールのお兄さんが、昨日50人連れて下ったというので、コースについて話を聞く。このロッジはツアースキーに好意的なのも良い。しかし指導票など殆どないようで、地形的にもちょっと迷いそうだ。
暗雲立ち込める中をリフト乗り場まで登る。急いで下れば雨が降る前にツアーを終えることも可能かもしれない。中年のおばさんが連れて行って欲しいみたいな事を言うが、我々の超スピードツアーには到底付いて来れそうにないから曖昧な返事をしたら、諦めて下って行った模様。
09:06リフト上。09:25中大巓(1963m)頂上。まだじゅうぶん視界が効く。09:40東大巓まではスムーズに良いペースで行くが、空は真っ暗で風も強く、あまり良い心地ではない。明月荘の緩いピーク(1927m)を右から大きく巻くあたりで雪が降り出した。クラストしていて全くシュプールがなく、方向の見当が付かない。10:15から下りはじめたが、天候悪化にちょっと焦り、Y先生も方向を間違えたようで、何と雲の切れ目から天元台スキー場が見えてしまう。左へ来すぎたようだ。沢の源頭部をトラバースし、そのまま鯨の斜面(この斜面の大滑降は半分損した)を横切ったら、殆ど登り返しなくコースへ戻る事ができた。あとはひたすら下るのみで、途中2〜3回沢を越えるが、とにかくひたすら下る。11:50、案外早く牧場に着くが、このあたりは雪が腐っていてズブズブ状態。更にまっすぐ滑って林道へ、橋では2回スキーを脱ぐ。ちょっと無駄な山越えをしたものの、最後は締具の踵を解放して道路をバタバタ歩いて、大沢駅へ。12:50まさにホームまでスキーで辿りついた。標高差は1,424mある。ロッジに無事到着の電話をしたが、さすがに速いと驚かれた。雨が降り出す前に駅に着けて良かった。満足できるツアーだったが、もう少し早い時期の方が雪は良さそうだ。
15:04まで列車は無い。食事をしたり、荷物整理をしたりして時間を潰す。大沢駅は急勾配のためスイッチバック駅で、通過列車はホームは経由せず、各駅停車は行き止まりのホームに入って、戻って出て行く形になる。しかし、この板谷峠を各停列車で越えるのは実に18年ぶり。電気機関車が引く客車列車でごとごとご峠を越えて、16:01福島着。ここからは新幹線で16:18発、込んでいてずっと立って大宮17:48着。東北新幹線の連絡に185系200番代の「新幹線リレー号」が走っていたが、普通の国電の方が早いので赤羽回りで帰った。
◆会計
交通費/15,680
(大沢→都区内:運賃\4,100、天元台ロープウェイ\450、リフト半日券\1,700)
宿泊費 \5,500(+おにぎり300)
飲食費 \2,265
その他 \900
合計 \24,345