日程:1990.5.3(木)〜6(日)
参加者:NABE、Y本、N村・N取・T島・Y井(M研究室)、S士(M大)
コース:新横浜→名古屋→木曾福島→御嶽キャンプ(高原管理センター1泊)/雨(洪水警報)でゲレンデ雨中スキーの他は沈澱(ペンションどんぐり2泊)/→剣が峰→滑降→木曾福島→塩尻→新宿
1990.5.3(木)晴
今年の連休は研究室の山スキー未経験メンバーを連れて行くので、易しいコースが予想される木曽御嶽。しかし宿が取れない。この当時はまだ観光施設整備が遅れていて、5月までスキーが出来る体勢にない。八海山の民宿は、シーズンが終って閉めてしまっていて、確実に営業しているのは「黒石館」と「ペンションどんぐり」のみ。10qほど下の「村の中」ではいろいろなところが営業している筈だが遠い。有料道路料金所近くには、「リゾートハウス・こすもす」と「たかの湯」がやっているだろうとの話だった。その後何度も利用することになる「ペンションどんぐり」もまだ増築前で、満員。結局「たかの湯」を押えたが、強気で「必ず4人揃いますねっ」と念を押されたが、4〜5人しか泊れない。途方に暮れたころ、Y本先生が「高原荘」(王滝村公営企業・御岳高原管理センター)を見付けて来た。もし「たかの湯」に泊っていたら、車で行かない我々には、はるか王滝からタクシーを呼ぶしかなかった。行きかたもまだよく調べてなく、新幹線が速いだろうと思って名古屋経由で行ったが、お金が1.6倍も違って損した。
08:40新横浜→10:37名古屋11:00→(しなの5)→12:29木曾福島、食事をしたら13:05のバス(これが最終)で御嶽方面へ向かう。14時過ぎに着いたが、宿近辺はまったく雪など無し。結果的にはこの時間からでも今日登れば良かったのだが、バスを降りたらもう交通手段が無い。仕方なくハイキング。宿から西方向へ突っ切って、標高1370mあたりのゲレンデ最下部を目指す。旧登山道(というか参道)へ出て、すっかり雪の無くなったゲレンデを見たり、御嶽参道沿いに次々と現われる石碑やお堂などを見たりしながら、1520mぐらいまで登る。そこらあたりまで行くと、ゲレンデにはまだ残雪がある。帰りはアスファルト道路を降りてきた。時たま車が通るだけの、実に静かなハイキングだった。今日はまだよく晴れているが、明日から天気が崩れるのは覚悟の上。10畳間に7人全員で寝た。
1990.5.4(金)大雨・洪水警報
覚悟してたとは言え、雨模様。予定では今日登ってそのまま帰る筈だったが、これではしばし滞在すること必定。だから宿を探す。幸い「どんぐり」が今日から2泊取れた。朝のバスで上がって(と記憶する)、午前中にゲレンデを1本だけ滑った。かなり長いゴンドラで、下の方のリフトも合わせると標高1372m〜2239mの範囲にある。
相当な規模のスキー場。名古屋からなら日帰り可能。
ゴンドラ乗り場(八海山)の1段下にある「どんぐり」に落ち着いたものの、人手不足でお昼を作ってくれない。何を食べたか覚えていない。若い者は午後も出て行ったが、本当にどしゃ降りになってきた。部屋でただ飲むだけ。
1990.5.5(土)大雨(嵐)
今日も嵐で宿で沈澱。お昼は食べに出ないといけないから渋々出る。幸い雨も小止みになって、ゲレンデを3本滑っているうちに薄日も差して来た。やれやれ、これで明日は大丈夫。部屋が狭いから小生は押入で寝た。なかなか快適。
1990.5.6(日)快晴
待った甲斐があった。快晴。07:30朝食、おにぎりを作って貰って、08:15出発。08:25黒石館のロッカーに荷物を預け、ゴンドラリフトに並ぶ。09:05終点・三笠山(2256m)の肩。ツアーカードを書いたか記憶が無い。09:10ちょっとだけ滑降して、09:20から歩く。09:45鳥居。この頃はまだスキーに紐を付けて引く習慣がなく、スキーはAの字にザックにつけて、夏道が露出している部分は極力夏道を歩くという方針で登った。それがY本先生の嗜好でもあったが、その後スキーを紐で引いて雪上を一直線に登る方がすっと楽であることに気付いてからは、我々のパーティーでは紐引きで登ることにしている。
12:00王滝頂上の鞍部で昼食、12:20まで。死火山だった御嶽が1979.10.28に突然爆発してからだいぶ経ったが、まだこのあたりはあちこちで盛んに噴気が上がっている、まさに活火山である。噴火の記録がないため死火山扱いされていたが、過去6000年の間に5回このような水蒸気爆発があったそうだ。
12:53剣が峰(3063m)に着いた。頂上で眺めを楽しむ。まさに360゜のパノラマである。別方向(三岳村)から登って来た人もいる様子。目の下に青い池(一ノ池、二ノ池)が見えるが、今日はあそこまで行っている暇はない。今度来たら頂上周囲をスキー散策してみたい。
13:20滑降開始。5分で王滝頂上。13:30、ここからいよいよ大滑降。ほどよく締った雪を気持ちよく滑る、まさに極楽気分。あっと言う間に大斜面下部へ、ここから更に沢状の斜面を下り、13:50ごろ通行止の縄のところで左折、薮に入ってかなりコクのある林間滑降、13:55から登山道の緩斜面をだらだら滑って、最後はストックで押して歩いて、14:15に田の原に着いた。振り返ると堂々たる木曽御嶽の全容が迫る、なかなか良い。噴煙が白く上がっている。14:20ごろから三笠山を右から大きく巻く初心者コース(バス道路)を回ってゲレンデへ出て、滑りにくい耕された悪雪のゲレンデ(こんなに滑りにくく込んでいるところをよく我慢して滑ってますねえ、と言いたくなる)を滑降し、14:35滑降終了。さんざん雨で待たされた木曽御嶽頂上大滑降は成功裡に終わった。
身支度して15:53のバスで下山、木曾福島17:29→しなの→18:01塩尻18:29→あずさ→21:05?新宿。大満足。でも余裕日を食ってしまったから、明日から仕事。
◆費用:
交通費 27160
宿泊費 27003
飲食費 7825
その他 3587
合計65675