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乗鞍岳:時期はずれに寒く1日で退散


日程:1991.5.3(金)〜4(土)
参加者:NABE、Y本、N村、N取、M志
コース:新宿→松本→新島々→(bus)→コロナ連絡所→銀山荘(泊)、観光センター→(bus)→位ヶ原山荘→山頂→三本滝→観光センター→宿→観光センター→(bus)→新島々→松本→新宿

1991.5.3(金)小雨→夕方晴
 07:00新宿集合、08:00のあずさ5号より08:02臨時91号の方が空いていそうなので、そっちへ並んだ。整理券なるものが既に売られていて、我々は整理券非所持者の先頭だった。しかし車内はまだ空席があるほどだった(我々全員は座れず)。超満員も甲府・小淵沢あたりまでで、その後は難なく座れた。11:16松本着、松本駅で弁当を買い、11:37発の松本電鉄(運賃670円)の車内で食べた。12:07?新島々。12:20のバスで13:30ごろ鈴蘭の「コロナ観測所」下車、今日の宿、村営銀山荘(0263-93-2800)へ。
 宿はがらんとしている。明日の昼飯を、宿とは別の店で手配。このあたりは全く雪がなく当面することがないから、TVで野球を見て、夕方になって鈴蘭のスキー場下あたりを散歩。快晴の乗鞍岳を見てあまりの美しさに感激。夜は宮崎はやおのアニメ「ラピュタ」を見てまたまた感激。

1991.5.4(土)快晴→曇・小雪、寒い
 06:00起床。弁当を買って08:06のバスに並んだが、2台のバスがちょうど目の前で満員になり、3台目が来ない。上高地から呼ぶから50分待ちだという。09:30やっと発車。途中三本滝でチェーンを巻いて、10:30位ヶ原に着いた。バスは三本滝と位ヶ原(この間バス専用道路)をピストン輸送しているようだが、4台分の客が、何と一斉に頂上目指して登り始める。普通のスキーヤーの恰好、ごく普通のギャルや男の子たちが、何らの不自然さなくスキーを担いで登る様子に、ちょっと驚く。何だか頼もしい。
 10:50位ヶ原から登り始める。最初はスキーを担ぎ(多分そういう地形か植物相だったろう)、11:05〜10暑いのでセータを脱いで、スキーに紐を付けて引く。かなり寒く、雪はクラストしていて、今回初めてゴム長靴で登っているY本先生は歩きにくそう。朝は快晴だったが次第に曇ってきて、肩の小屋あたりではガスになった。12:00〜30、肩で昼食。弁当は普通の平たい四角いプラスチック容器で、中身が片方に寄っている。Y本先生の弁当にお箸が無いが、昨日の松電で使った箸を洗って取っておいたのを、慌てず取り出す。寒い。
 ここにスキーをデポして、13:20山頂へ向かう。5分で山頂、かなりガスが濃くなって、やっと周囲が見える程度。13:38デポ地点へ戻り、13:45滑降しようとしたが、視界が効かない。小雪の中でしばしガス待ち(冷え切った)の後、14:00出発。雪面はブレーカブルクラストで甚だ滑りにくい。位ヶ原から下はまるでスキー場のゲレンデ状態。しかも狭いコースに大勢が滑っているので、ちょっとも山の気分が出ない。スキー的には欲求不満のまま、雪が切れた道路を2回渡り、14:50三本滝へ、スキーはここまで。ちょうど15:20にバスがあるから、これで下れば今日じゅうに帰京できる。こんなに滑りにくい山は明日もう一度挑戦しても楽しくも何とも無いから、もう良い、帰ろう。宿に戻ってキャンセルを告げる。宿のおじさんは嫌味も言わず良い人だったが、そこの食堂にもう既に我々の分の夕食が並んでおり、2泊分払うことになった。
 16:55のバスで下った。朝と同じ運転手で、ダムの写真を撮ったりしてたら撮影ポイントを教えてくれたり。17:35新島々、18:12→19:43松本、18:48あずさ34(横浜行)→21:35新宿着。
 3000mの高山では5月連休はちょっとまだ雪の状態としては時期が早すぎたかもしれない。しかしそれも天候しだい。今回はあまりに寒く、スキーとしてもただしんどいだけで、欲求不満と疲労感が残った。Y本先生(この時54〜5才)は相当お疲れだったようで、その後9月に会った時、乗鞍以降尿が茶色だと聞かされた。Y本先生と山へ行くのはこれが最後になった。

●メモ:
 費用:交通費 18470(松本→都区内運賃3810/特急自2270)、宿泊 12760、飲食 7610、合計 39110円
 写真:ネガフィルム3本