日程:1993.5.2(日)〜4(火)
参加者:NABE、息子、N取、M志、K地、N井
コース:新宿→塩尻→木曾福島→御嶽スキー場(2泊)/→田の原→王滝頂上→滑降/→剣が峰→滑降→木曾福島→塩尻→新宿
1993.5.2(日)雨
今年の連休は研究室のメンバーを連れて行くので、易しいコース。だから前々からスキーだけは鍛えてあった11歳の息子を連れて行くことにした。
10:20頃家を出る。新宿、かいじ105号の列は人が一杯。100%近い混雑だが、息子1人だけは座れた。交替で駅弁を食べる。とんかつ弁当を息子はまずいと言うから山菜御飯(?)を食べさせる。甲府から空いてきて、全員座れた。塩尻からは振子特急だが、今日はやたら振子の動作を感じる。車内はがらがらに空いてる。
木曾福島でタクシーが2台待っていた。いまの季節じゃスキーキャリアなしだから、トランクから後へ突出してゴムで縛って行く。途中にアーチ式ダムが沢山ある、と予告してたが、あれは乗鞍のまちがいで、ここは牧尾ダム(ロックフィル)のみ。右岸(登って行くと左だけど)の王滝森林鉄道跡脇の道路を快走、ほどなく王滝村。バスターミナルへぐるっと入って、そこから登り。石碑のある見慣れた道で、たかの湯、高原管理センターと、3年前を思い出す。約50分でペンションどんぐり着。
雨で暇だ。息子はゲームボーイを持って来なかったことを、小生はパソコンが無いことを惜しむ。
夕食はすき焼で、最後に饂飩が付いて満腹。ここのペンションは食事がなかなかリッチである。酒を飲んで、あまり早くは寝なかった。息子はドラエモンスタイルで押入で寝た。
1993.5.3(月)曇・強風
早く目が覚めて、起きるとガス。今日はだめかとなかば諦める。食事の後、ひまだからゲレンデまで散歩してみたら、ガスがだんだん晴れてくるではないか。頂上も雲の切れ目から見え始めた。急遽宿へ戻っておにぎりを作ってもらい、09:40頃出かけた。
10:03には思ったより空いているゴンドラに乗れた。山頂駅からほんのちょっと滑って、三笠山の裏手、田の原へ。10:20〜10:32スキーを引く準備をして登り始める。10:55〜11:05休憩、11:15また休憩、12:19〜12:40頃、大斜面の途中で飯。このあと息子はたびたびストップするようになった。雪面は氷結状態で、ストックを突くと蜘蛛の巣状に亀裂が入る。息子は雪面にぶっ倒れて舌で雪を嘗めたりしている。
14:00頃、王滝頂上へ。風が非常に強いので、今日はここまでとする。真鍋研女子K嬢は当初参加予定だったが、天候で1日伸びそうになった時点で、実家から親が出てくるから参加断念。しかし今日は登れてしまった。これならK嬢は来てもよかった訳だが、山の天気は致し方なし。みんな「Kに悪いね」を連発しつつ、晴れてきた空を満喫。
14:23滑降開始。上部はがりがりで緊張。小生も珍しく転んで、息子に笑われる。1回転んだら小生は100円、息子は10円罰金ということにしょう。途中から雪も腐ってきて絶好調。14:40やはり前回と同一のコースで、大斜面下端からじかに左手の登山道へは出ないで、右手の沢へ滑り込む。快調だがやがてやぶこぎに近い林間滑降。息子は山スキーを理解できない友人のA松君に見せる写真を撮るため、ポーズを付ける。
15:17ぶじ田の原着、ここからゲレンデへ。ここから頂上までとゲレンデ下部までは、水平距離ではほぼ同じ。最初はパノラマコース(だっけ?、初級コース、つまり林道)をたらたら滑る。ゲレンデの途中へ出ると、耕された雪は滑りにくく、靴が緩めの小生はまた転んだ。自信なくす。15:40ゲレンデ下へ、滑降終了。
明日はどうしよう、もういっぺん登って頂上をきわめる、もう帰るか、などと考えているうち、N井君が朝飯07:00を予約してきてしまった。明日も登ろう。夜はみな疲れて早く寝た。息子は今日もドラエモンスタイル。
1993.5.4(火)快晴
快晴だが、雲は次第に厚くなった。風は弱い。
08:10か20頃に宿を出るが、08:00から運転と聞いたゴンドラも空回し運転でシャッターが閉っている。N井君が長い列に並んで切符を買ってきたら、ちょうど開いた。
08:38ゴンドラ下車、他に山スキーのかっこうをした人が何組かいる。08:52小さな祠の前から歩き出す。今日は他のパーティーも多い。出だしは息子も元気で、一人で先へ歩き出すほど気合いが入っていたが。
09:21〜27林の中で休憩。子供連れだから休みは多めに取る。09:51〜10:05大斜面下、樺の木あたりでまた休憩。10:33〜10:45大斜面の中で休憩。11:11〜26息子はパワー欠乏で、おにぎり1ヶ食べると言うから休憩。11:48〜54息子は疲れてストライキが始まる。息子は向う脛が靴に当たって痛がる。予備の靴下を患部に巻いて応急手当。12:27頃、王滝頂上でお昼飯。朝のパンの袋も、飴の袋も、カロリーメイトの袋も、気圧が下がってぱんぱんにふくれている。風弱く好調。
13:02頃、息子をなだめたりすかしたりで、歩き出す。13:42、剣が峰へ。ついに登頂を果たしたが、息子は高山病か、ぶっ倒れている。しかしスキーを履くと痛さを忘れるらしい。
14:00滑降開始。息子はいちばーん高い所から滑り出す。まず王滝頂上まで一気に飛ばすが、硫黄で黄色くなった雪はフィルムクラスト状で実に快調。王滝頂上は左手から回り込んで、大斜面を気持ちよく滑り出したら、1つ右の斜面へ方向を間違えていた。ハイマツを踏越えて一つ左の沢へ行く。登山に犬を連れた人がいたが、小生は気付かず通過。結局昨日と同じコースへ入ることになった。
14:31薮漕ぎ入口。14:50鳥居をくぐる。14:57田の原着、ここからスキー場。ゲレンデでは、今日は左のコースを滑ろう。15:14滑降完了。振返ると山は実に高い。息子はよく登った。えらいっ。
宿に戻ると既にタクシーが来るところで、連休渋滞が始まるから早く出るという。20分たらずで着替えて荷物整理。15:45頃どんぐりの奥さんに礼を繰り返して発車。途中で木曾川へ出る手前から込み始め、のろのろ。川では右岸を迂回。16:50頃、木曾福島駅着。お土産の買い物。
「しなの」には何とか座った。今日はあまり振子動作を感じない。塩尻で30分あるのに弁当も蕎麦も売切れ、車内販売は込んでて来る望みなし。おにぎりは荷物を奥に押込んでしまったので出せない。
車内で飲んでいたら。K文社のK社長の息子君に偶然会った。彼女(後の奥さん)連れ旅行の帰り。一段と盛り上がったが、たくさん酒飲み過ぎたか。21:06新宿着。
自宅の近くまで帰って来たら、酔っ払って大きな声で喋っている親が嫌で嫌でしょうがなかったが、家へ帰るまでついて歩くしかないからずっとそれまで我慢していた息子が、急に走って先に帰った。酔っ払いの父親のことを泣いて怒ってる。腹が減ったからラーメン食べて寝た。
●費用(親子2人分):
交通費 38650、宿(2泊)45000、飲食 10832、その他 500、合計94982。