日程:1995.5.2(火)〜3(水)
参加者:NABE、N村、N取
コース:新宿→大町(泊)→(taxi)→扇沢→針ノ木岳頂上直下→扇沢→(bus)→大町→新宿
1995.5.2(火)晴だっけ?
連休には久々に立山(劔沢、長次郎雪渓、内蔵助平)を予定していたのだが、天候不良の予報だったので寸前になってめげて、これも久々の針ノ木雪渓に変更した。結果的には立山を決行しても行けた天気だったが、5月の連休は実は立山はちょっと雪の落ち着きが足りない。劔沢だったら5月下旬以降の方が良い。
というわけで針ノ木。18:00新宿駅集合だったが、切符売場が混雑していて18:15位になった。大学の帰りに買っておくべきだった。N取君が17時台に行って並んでいてくれたので座れたが、18:30あずさ75号は超満員。新宿駅で弁当を買って乗ったのは正解だった。あずさは大糸線直通で、22:05大町。駅の左手へ徒歩ですぐの旅館、ニュー竹乃家(0261-22-052)に泊った。
N村君持参の酒で軽く酒盛りしていたら、深夜12:40になってしまった。寝不足も翌日のN村君の不調の原因の一つかもしれない。
1995.5.3(水)晴→雨→夕焼け
宿では昼のおにぎりは作ってくれない。徒歩数分にコンビニがあるからそこで買えと言われた。踏切を渡って国道を旭町信号歩道橋で渡ったローソンで、おにぎり4ヶと茶(烏龍茶2リットル/3人用)を購入。ローソンはおにぎりキャンペーン中で、大型化・100円だった。しかしコンビニで買物じゃ、何だか山に入るムードにならない。07:50、タクシーで扇沢へ向かう。20分で着いた、5290円。バスは1300円だから、4人いたらほぼ同じ。
08:17歩き出すが、さすが5月連休で、トロリーバス道路のゲート脇から入ってちょっと行ったらもう雪の上。08:30にはスキーに紐を付けて引いた。しかしこのへんは砂防ダムが出来て、だいぶ沢の様子が変わってしまった。09:17大沢小屋(の対岸)着。10時ごろ、稜線に雲がかかって来た。天気は下り坂。10:20〜30、標高2050mあたり右岸に大きなデブリがあるあたりで休憩。11:30〜50、標高2320mあたりで昼食を半量。12:47〜13:00、マヤクボのモレーン草付の上で休憩。左へ峠へ向かうか、右へマヤクボから頂上へ回り込むか迷うが、今日はヴァリエーションルートでこのままマヤクボを直登して頂上直下あたりまで行こう。しかしだんだん寒く、強風・雨まじりになって来る。こういう天気の時は意気を削がれるものだ。
14:20ごろ(6時間とはけっこう掛かってる、やばいぞ)、頂上直下の露岩の手前まで行ったが、斜度は40゜を越え、四つん這いで登ったら手袋(毛糸)が濡れて、手が凍えてきた。スペア手袋は宿に置いてきたが、これも失敗だった。手の感覚が無くなって、このまま登り続けたら凍傷になりそうで、もうこれ以上登る気がしない。あとで地図・写真等で検討したらそれこそ頂上は目と鼻の先だったが、やはりこのコースではちょっと登頂は無理だったかもしれない。針ノ木峠よりずっと高いところへ来てる筈だから、もうここまでにしよう。14:25、登頂を断念し、滑降開始。他のスキーヤーは皆マヤクボのコルへ向かったが、登頂者はいなかったようだ。我々が滑ったのが最後である。
なお、急斜面でスキーを履く場合は、常に山側を履く、というのは大学の研究室のY口先輩の手法。山側のスキーを履いたら、向きを替えて、今度も山側を履く。急斜面で谷側を履くのは至難。
感覚の無い手でむりやりストックを握って、何とか滑り出すが、寒い。手がますます冷えるから、後ろ手にして風が当らないように滑る。雪はちょっと柔らかい。辷り出しの急斜面は少々びびったが、あとはまあまあ。核心部は白樺も生えていて絶好調。しかしその先、沢筋にデブリが多く、汚れた雪は滑らない。大沢小屋から下は砂防ダムだらけ、全部右岸の高巻で、これもまた不快。最後は発車したトロリーバスを見降ろす位置で観光資源になってあげた。
N村君は絶不調で、転倒もしばしば。あきらかに体がなまっている様子。N取君はだいぶ「使い物になる」スキーになった。
連休なのに、当日針ノ木でスキーをしていたのは7〜8人、登山組も7人位のパーティーが1組だけ。峠に向かう者なし。朝08:30のトロリーバスもそんなにこんでいなかった模様で、一瞬立山へ行かなかったのを後悔した。人の少なさはやや拍子抜け。それでも8時には上の駐車場が満車になり、相当下の篭川の駐車場からシャトルバスが出ていた。
おにぎり4ヶは2回に分けて食べた。2回目は本来は雪渓でのんびり食べたかったが、寒くてそれどころじゃなく、帰りのバスで食べた。烏龍茶2リットルは3人としてはぎりぎりの量で、暑かったら足らなかったろう。
15:40扇沢着、15:55のバスに間に合って、16:30過ぎ大町着。2泊するつもりで宿に荷物が置いてあったので、着替え入浴。もともと1泊で立山に行く筈だったのを、針ノ木に変更で2泊に変えていたが、今日滑って来たし、明日は天気が悪そうだから、1泊だけで良い。そこでN取君のアドリブで「針ノ木の頂上へ行ったら疲れたので、立山に行くのをやめて帰る」ことにして(何だか訳の分からない言い訳)、1泊キャンセルしたら、休憩料とも12000円取られた。
天候不順で予定変更したというのに、帰りのホームからきれいな夕焼けを見て、ちょっと早まったかと焦る。結果的に4日・5日とも好天だったようで、予定変更せずとも立山には充分行けただろう。しかしN村君の体力は持たなかっただろうし、気温も下がったから寒くて、雪質もどうだったか。
大町から17:37の各停で18:35?松本、18:49のあずさ76号に、弁当を買う暇もなくそのまま乗込む。夕食は結局酒盛で済ませた。酒4合、ワイン小1本、水割り1杯、ワンカップ1合追加、小生のみ水割り更に1追加。おつまみ、ケーキ等、いっぱい食べた。21:36新宿着。家へ帰ってカップラーメン。ちょっと筋肉の疲れ方が物足りない。
予定より早く帰ったので、4日には予定外の買物(定価18万円のミラショーンの夏用ブルゾンがバーゲンで29000円、ネクタイ2本、シャツ2着を三越で)もできたから、連休の過ごし方としては、これで良しとしておこう。
●メモ:
費用:交通費 17400、宿泊 12000、飲食 8172、合計 37572円
写真:ネガフィルム2本弱