ガスヒートガンを使ったフライラインの加工
近年スペイキャスティング等のブームで好みの長さでフライラインをスプライスする事が特に注目されています。

ヒートガンを使用した様々なフライラインの加工をご紹介します。

ヒートガン(熱源です)、ハサミ、カッター等

熱収縮チューブ(シュリンクチューブ)フライラインを溶かしながら締めるのに必要

PVCチューブ さらに上級のテクニックでフライラインのコーティングをします。

フライライン同士の接続

単純に2種類のラインをつなぐだけですが熱溶着することで、驚くほどスムーズな接合が可能になります。

フローティングライン同士でもシンキングでもインターミディエイトでも可能です。

*例えばモノコアのシンキングラインの場合は温度に注意が必要です。

ループの作成

さらにラインを折り返し、収縮チューブで溶着しました。太いラインの先端に細めのループが出来ました。強度も申し分有りません。

ブレイデッドループへの加工(PVCチューブによるコーティング)

シューティングヘッドにブレイデッドループを被せて、熱溶着したものです。2ヶ所にピンクをいれてタイプ2と分かるようにしてあります。

フライラインとPVCチューブが溶けて一体になっています。接合面も滑らかです。

三本のピンクを入れました。タイプ3はこれで表現できます。これでヘッドを間違える事は無くなりました。

        熱 溶 着 に 必 要 な ア イ テ ム
ガスヒートガン¥6000(税込み)

熱収縮チューブ等を溶着させるために使用します。電気式より小型軽量で音が静かです。市販のブタンガスのカートリッジでガスを注入して使用します。(製品にガスは入っていません!)

専用ブタンガス¥1050(税込み)

シュリンクチューブ ¥262(税込み)

熱溶着に欠かせないアイテムです。

内径2.0mmと内径2.4mmと

スペイライン高番手にも対応!

3.6mm(新発売)の3種類があります。

PVC溶着の場合は先に2.4mmで溶着して、さらに2.0mmで収縮させながらさらに熱を加えて溶着、という具合に2回の収縮を使う事が上手くきれいにできるコツです。

PVCチューブ ¥262(税込み)

内径1.5mm×厚さ0.3mm

内径2.0mm×厚さ0.3mm

クリアー.ピンクの2色有ります。

マーキングにはクリアーとピンクの2色をカットし交互に入れてシュリンクチューブで熱溶着します。

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