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◆◆ 「第11回村上弘教授を囲む会」のご報告 ◆◆
平成11年の第1回から始まり、回を重ねること11回目。今年も行政学ゼミ同窓会「村上弘教授を囲む会」が開催されました。毎年秋に全国から参加者が集い、同窓会が開催されています。
当同窓会の特色である現役生を交えた勉強会及び懇親会の構成は今年も変わらず、卒業生、現役生そして村上先生を加えた総勢19名が参加し、交流を深めましたので、ここにご報告します。


<第1部>14:00〜17:15 立命館大学衣笠キャンパス(諒友館839号教室)

・自己紹介

 荒木浩剛同窓会会長(H9卒)による開会の挨拶の後、参加者1人ずつの自己紹介が行われました。
 自己紹介の順番は、恒例となっている指名制で、自己紹介を終えた人が次の人を指名する方式です。いつ自分に回ってくるのかという多少の緊張感はあるものの、参加者各人の個性が光る楽しい話題が多く、だんだんと場の雰囲気が温まり、自己紹介の輪はあっという間に一巡りしました。

・ワークショップ

 続いて、荒木会長をコーディネーター役として、「ワーク・ライフ・バランス施策を立案しよう」と題してワークショップを行いました。 
 近年、耳にすることの多い「ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)」。
まず、参加者は4〜5名のグループに分かれ、勤務先での「ワーク・ライフ・バランス」の現状について語り合いました。企業や官庁での様々な取り組みや実態について知ることができ、「ワーク・ライフ・バランス」の具体的なイメージを深めることができました。
 その後は、参加者が架空の企業の役員となって施策を立案するディスカッションを行いました。
 営業部長や製造部長、経営企画部長など各役員にはその企業における役割が事前に設定されています(例えば、経営企画部長にはコスト削減など。)。グループを1つの企業に見立て、設定された役割に基づき、それぞれの立場で参加者が企業のワーク・ライフ・バランス施策を考え、議論をしていきました。
 立場の違いによる意見の違いが出る中でも、グループ全体が納得できるよう知恵を出し合い、グループとしての施策をまとめあげ、グループ毎に発表が行われました。
 いつも白熱した議論が行われるワークショップですが、雑談を交えたり、お菓子をつまみながらの柔らかい雰囲気で進んでいきます。グループワークなので初対面の人でも話がしやすい環境であり、現役生・卒業生に関わりなく気軽に意見が言える雰囲気です。
 まじめな議論もあれば、くだけたおしゃべりもある、メリハリのあるワークショップを通じて参加者の交流は深まっていきました。


・行政学ミニ講座

 第1部の締め括りは、恒例の村上先生による行政学ミニ講座です。
今年のテーマは、「衆議院選挙制度と政権交代」。今回は行政学ミニ講座史上初の英語での講義でした(但し、日本語での解説あり。)。久々に英語を耳にしたり英文を目にした方も多かったのではないかと思いますが、タイムリーな話題のため、参加者の興味・関心は高く、例年よりも活発な意見交換がおこなわれたのが印象的でした。
 ミニ講座は、卒業してからも先生の講義を聴くことができるありがたい企画であり、あらためて「行政学」についての興味・関心を高めるよい機会でもあります。卒業生の参加者にとっては、行政学ゼミの一員であったことを再認識し、学問的な刺激を受けることのできた貴重な時間であっただろうと思います。

<第2部>18:00〜21:30 「HOUSEYORK(ハウスヨーク)」

・懇親会

 第2部では、午後6時から大学近くのレストラン「HOUSEYORK(ハウスヨーク)」において懇親会が開かれました。
 第2部からの参加者も加わり、卒業生・現役生の自己紹介や近況報告が行われ、参加者同士打ち解けあっていきました。
 落ち着いた店の雰囲気の中、美味しいお酒や料理を味わいながら村上先生と卒業生、現役生が和やかに談笑し、楽しい時間が流れていきました。 
しだいに席を移動する参加者が増え、第1部ではお話できなかった人の所に向かったり、村上先生の近くに集まったりと活発な交流が始まっていきました。
特に、就職活動を本格的に迎える現役生が卒業生に質問し、卒業生が懇切丁寧にアドバイスしている姿が印象的でした。
 卒業生にとっては、現役生が希望を実現し、この同窓会に舞い戻ってきてくれることを切に望んでいます。卒業生だけでなく、現役生にとっても有意義な時間を過ごすことができるのがこの同窓会の大きな魅力です。
 大いに盛り上がりをみせる中、予定終了時間を大幅に過ぎた午後9時半頃、「第11回村上弘教授を囲む会」は閉会となりました。



【作成】役員・安江健太郎(H13卒)


第11回村上弘教授を囲む会の感想が届きました!

 ■第11回村上弘教授を囲む会に参加して      3回生 澤島 寛明

今回、この会に出席させていただいたのは、本格化する就職活動を前に先輩方のお話などを少しでも参考にさせていただきたいという気持ちがあったということがありますが、それ以前に先輩方がどういう方たちなのかという興味や毎年この会を開催されているからにはよほどの強い結びつきがあるに違いないと考え、それを少しでも感じとりたいという希望があったためです。

 第1部から出席する現役生は私だけだったので、多少の緊張や不安を感じながら皆さんの輪に加わらせていただいたのですが、自己紹介などを交えながら温かく迎えてくださり安心しました。また、ワークショップにおいては、議論を進めるなかで様々な知識や視点からの先輩方の議論に圧倒されていましたが、拙い私の意見にもしっかりと耳を傾けて意見してくださり、とても嬉しく思いました。また、村上先生が英語の論文をもとに英語で講義なさっていたのも新鮮に感じられ、楽しかったです。

 一方、第2部の方では、食事会において第1部の時にも増して先輩方と色々なお話をさせていただきました。私自身の希望している進路について手厳しい意見や応援の言葉をいただき、また、先輩方が働いている上での苦労話から裏話のようなものまで、興味深く参考になるようなお話をたくさん聞くことができ、大変有意義な時間を過ごさせていただきました。

 最後になりましたが、荒木会長をはじめ行政学ゼミの先輩方には、このような機会を設けてくださったことに非常に感謝しています。来年も時間の許す限り参加できればと考えていますので、よろしくお願いします。本当にありがとうございました。


 ■第11回村上弘教授を囲む会に参加して
    現代法専攻・法律学特修課程4回生  仁尾朋世

 先日は第11回村上弘教授を囲む会に参加させていただき、楽しいひと時をありがとうございました。第二部の懇親会からの参加となりましたが、たくさんの貴重なお話を聞くことができ大変感謝しております。はじめは初対面の先輩方も多く緊張してしまっていたのですが、皆さんが気さくに話を振ってくださったおかげで、楽しくお話しすることができました。改めまして、ありがとうございました。


 また、今回懇親会に参加して、特に次の2点を実感致しました。一つは、行政学ゼミの親交の深さです。卒業後もこうやって集まりが続き、気さくにお話しできる間柄であることは本当に素晴らしいことだと思います。改めてこのゼミに入ったことを嬉しく思いました。そしてもう一つが、先輩方の優しさです。私たち現役生への配慮はもちろんのこと、私が来春から社会人となるということをお話ししますと、皆さん本当に親身になってアドバイスをしてくださいました。入社後の心得から関東居住のポイントまで、本当にたくさんの貴重なお話をしていただきました。帰宅後それらを思い出しながらノートをとってみると、ページいっぱいになってしまったほどです。今後これらのアドバイスを基に、先輩方のような素敵な社会人になれるよう頑張りたいと思います。

 今後も是非参加させていただきたいと思います。最後に荒木会長をはじめ、このような機会を与えてくださった方々、本当にありがとうございました。