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　例年秋の恒例行事となりつつある行政学ゼミ同窓会「村上弘教授を囲む会」。１７回目となる今回は開学したばかりの大阪いばらきキャンパスを会場に、卒業生１９人に現役生を加えた２５名の参加で開催いたしました。

　当会の特徴である懇親会前のワークショップでは、村上先生の小論「強くない日本の市民社会−市民の政治参加の「3層構造」モデル−」を全員の協力で読み解くことにチャレンジ。わずか１時間程度の短時間であるものの、新しいキャンパスの教室にある壁面のホワイトボードは板書で埋め尽くされるほどとなりました。久しぶりのゼミ活動に卒業生たちはぐったり。先生からもお褒めの言葉もいただきつつ、こちらも恒例の先生による行政学ミニ講座「One party Dominance and Civil Society in Contemporary Japan
（自民党一党優位と、日本の市民社会）」に聞き入っていました。

引き続いての懇親会はキャンパス内のレストランで。議論で疲れた喉をビールで潤しつつ、現役生との就職活動に関する話やそれぞれの近況について大いに盛り上がり、あっという間の閉会となりました。来年も同時期の１１月に開催を予定しております。

■第17回「村上弘教授を囲む会」に参加して　　　　1992年卒業　府高順一郎  卒業してから20数年、恥ずかしながら今回初めて出席させていただきました。大阪市で働いていますので、村上先生の「大阪都構想＝大阪市廃止分割構想」に関する論文等は読ませていただいており、とても懐かしくお会いしたいと思っておりました。 今回は自宅から近い、茨木キャンパスで開催されるという事もあり、思い切って（無謀にも？）第1部のワークショップから参加してみました。50歳近くになり、論文を読んでもなかなか頭に入らず、理解にも時間かかり、班メンバーの方々にはご迷惑をおかけいたしました。発表では各班趣向を凝らした説明をされており、自分達が通っていた頃のゼミと違い大変感心いたしました。ワークショップ後の先生のミニ講義は、英語でのスピーチで、何処を読んでいらっしゃるのかがわかるだけで、残念ながら内容を理解するまでは至りませんでしたが、最近ではゼミ生の方も海外留学される方が多いと聞き、普段から英語で講義等が行われることに少し驚いております。 　お楽しみの第2部の懇親会はキャンパス内にあるビアホールにて行われ、幹事さんのお計らいで、私は先生のお隣に座らせていただきました。この日は大阪Ｗ選挙前日ということもあり、都構想・選挙など先生といろんなお話が出来、楽しい時間は「あっ」という間に過ぎてしまいました。 最後になりますが幹事団のみなさんには、準備から当日の運営まで大変お疲れ様でした。この場をお借りしてお礼申し上げます。これからも「村上弘教授を囲む会」が続きますよう応援しております。ありがとうございました。

■第17回村上弘教授を囲む会に参加して　 2014年卒業 八村良祐  先日は、『村上弘教授を囲む会』に参加させていただき誠にありがとうございました。 私は、今回が社会人として初めての参加となりました。社会人として、現役の学生たちに良いアドバイスができたかどうかは疑問ですが、私自身はとても楽しい時間を過ごすことが出来ました。また、今回は初の茨木キャンパスでの開催ということで、新しいキャンパスに圧倒されました。 社会に出てからというものの、普段の業務に関する勉強はともかく、学生時代のような学問をする機会は少なくなりました。そして、最近、学問をしたいという欲求が高まってきていました。そんな中で、第一部では学生時代に行っていたような学問に近いことが出来たので、非常に嬉しかったです。また、私が今まで参加した中では初めての試みである村上先生が英語で講義を行うという内容も斬新な試みで楽しかったです。 第二部の懇親会では、第一部で話すことが出来なかった先輩方や現役の学生たちと交わることが出来て良かったです。村上弘教授を囲む会には何度か出席させていただいていますが、今まであまり話せていなかった先輩方とも話すことが出来ました。また、学部生の話を聞いていると自分自身も学生に戻ったかのような感じがして、楽しかったです。現役生の皆さんは、これから就職活動で大変になるとは思いますが、希望する進路が決まることを祈るばかりです。そして、今回も多くの同期のメンバーと一緒に村上先生に挨拶をすることが出来たので、来年からも続けられればと思っています。 最後になりましたが、毎回このような素晴らしい機会を設けていただいている先輩方に心から感謝を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。

■村上ゼミ同窓会を振り返って　　公務行政特修３回生　本橋慶祐 村上ゼミ同窓会（11月21日開催）に今回初めて参加させていただきました。ＯＢ，ＯＧの皆さんと非常に有意義な時間を過ごすことができたことをうれしく思います。さまざまなキャリアで働いているＯＢ，ＯＧの皆さんからお話を聞く機会が少ないので、今回の同窓会に参加してよかったと考えています。 第一部のワークショップでは、現役生とＯＢ，ＯＧの皆さんがグループごとに分かれ、村上先生がお書きになった論文である『強くない日本の市民社会−市民の政治参加の「３層構造」モデル−』を読み解きました。市民社会は私たちにとっては身近なものですが、論文というかたちで深く考えると、難しいテーマでした。ＯＩＣ（大阪茨木キャンパス）は、教室の壁がホワイトボードになっているので、グループごとに担当する章を決めて、まとめました。ＯＢ，ＯＧの皆さんの意見は、本質を突く鋭いものばかりで、私たち学生が考えている意見とは、異なるものもあり、非常に興味深かったです。その後の村上先生の行政学ミニ講義では、『自民党一党優位と、日本の市民社会』について英語で講義をしてくださいました。普段の大学の講義では、英語を使って行政学について学ぶことが無いため、行政分野に関する英単語に対して、悪戦苦闘をしてしまいました。 第二部の懇親会では、公務員の仕事内容について、社会人として働くということなどについて社会人のＯＢ，ＯＧの皆さんからお話を伺わせていただきました。和やかな雰囲気で食事をしながら、さまざまな質問を行いました。私が不安に思っていることについて丁寧なアドバイスをしてくださり、感謝しています。来年度も、１１月に開催されるということですので、その機会を楽しみにしたいと思います。 また、この場をお借りて、同窓会の開催に関して、さまざまな作業を行ってくださった同窓会会長の荒木さんと武内さんに御礼申し上げます。ありがとうございました。

■第17回村上弘教授を囲む会 感想　　公務行政特修３回生　藤井友理  2015年11月21日㈯、今年4月に新しく開設されたOIC（大阪いばらきキャンパス）にて、第17回同窓会が開催されました。同窓会に現役生も呼んでいただけるのが村上ゼミの特徴で、今回は現役生から6人の参加がかないました。 　村上ゼミの卒業生の方にお会いするのは初めてで、少し緊張しながら会場に向かいました。しかし会が始まれば、年代関係なくたくさんの方とお話しすることができ、あっという間に時間が過ぎていきました。先輩方の仕事のお話を中心にさまざまなお話を伺うことができました。自分の希望の進路と重なる方からは、具体的に仕事の内容などをお聞きして、先輩だからこそ普段は聞きにくい仕事の大変な部分や、お休みの取り方、人間関係などまで質問することができ、また先輩方も快く仕事のお話をして下さり、将来のために非常に勉強になりました。最近進路について考えていた部分悩んでいた部分なども、実際にお仕事をされている方からお話が聞けたのは、大変参考になりました。また、やはり村上先生の下で学んだという共通点があるからか、みなさん村上先生のやさしい雰囲気をどこかにもっている印象を受け、自分もそのようになれたらと思いました。 　このような機会を作って下さった先輩方に感謝したいです。特に、今回の同窓会開催のため、夏ごろからゼミにいらして説明などをしてくださっていた武内さん、荒木さんに感謝したいです。ありがとうございました。