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「第6回村上弘教授を囲む会」のご報告

 2004年11月20日(土)午後、京都市 総合生涯学習センター「京都アスニー」にて、毎年恒例の“村上弘教授を囲む会”を開催いたしました。行政学ゼミ同窓会の特色はゼミ卒業生のみならず、その年の現役生も参加し、交流を深めている点です。第6回となる今回は、卒業生19名・現役生9名と村上先生、あわせて29名の参加者が一堂に会しました。

 午後1時からの第1部では簡単な自己紹介のあと、さっそく「就職支援企画」として“聞い得! 知っ得☆ 先輩達の本音でトーク”を行いました。国家公務員、地方公務員、民間企業 各1名の卒業生をパネリストとし、シンポジウム形式で「1週間の仕事」「就職先を選んだ理由」などを話しつつ、現役生の興味・関心ある質問にも答えていきました。職業観や働くことの意味、楽しみ、つらさなどをズバリ本音で語る先輩方の話に、本格的な就職活動開始を前にした現役生は熱心にメモをとっていました。 

 続いて「学術交流企画」“ようこそ京都プロジェクト”〜京都の魅力再発掘・新発見〜、参加者を4つのグループに分かれ、観光都市・京都の隠れた魅力を引き出しながら、ワークショップ形式で新しい旅行商品を企画し、プレゼンテーションをしました。各グループでアイディアを出し、わいわいと議論しながら、「京の街で舞子さんに出会った!ツアー」など独創性あふれるプランが出揃い、先生も甲乙つけがたくコメント・採点にも苦慮されていましたが、「外国人富裕層をターゲットにした、時代劇出演や宿坊体験ツアー」が見事に最優秀プランに選ばれました。

 第1部の最後は村上先生の行政学ミニ講座「京都と近江八幡のまちづくり」、今年のゼミのテーマのひとつである“中心市街地活性化”の視点から京都と近江八幡の観光まちづくりについて、ゼミ合宿での調査結果なども含めて最新の研究成果をご講義いただきました。卒業生は学生時代のゼミの様子を思い出したり、先生の変わらぬ語り口に懐かしさを覚えられる方も多かったようです。

 午後5時からの第2部では、JR嵯峨野線「円町駅」のすぐ南にある“cheer”という今、流行のインテリアダイニングのおしゃれなお店に会場を移し、大場会長のご挨拶、名屋副会長の乾杯ご発声のあと、ワインとイタリア料理をいただきながら、卒業生・現役生が自然に交じり、さまざまな話で盛り上がりました。初めて参加された方もすっかり打ち解けた様子で、普段は接点のない業界の話に耳を傾けたり、先生に近況を報告したりなど、あちらこちらで話の輪ができていました。とりわけ現役生には、社会人の仕事や生活の実態に関心があるようで、積極的に疑問点などを訊いていたのが印象的でした。約2時間のパーティーもあっという間に終わった感がありました。

 「村上先生のもとで学んだ」という共通点だけで、世代や業種、地域を超えた交流が気軽にできることは、他には無い面白いネットワークではないかと、いつも感じています。この貴重なネットワークを今後も継続・発展させていくためには、やはり多くの方の参加が大事ではないかと考えています。村上先生も年に1度の卒業生との交流を楽しみにされていますので来年の「第7回村上弘教授を囲む会」には、より多くの方にご参加いただければと思っております。