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2009年 「CHANGE〜自分を変える、未来をつかむ。」

 今回で3年連続開催となる、就職活動本番を間近に控えた3回生による行政学ゼミ就職対策自主企画。「頑張る現役生を応援する」ゼミ同窓会として、6名が面接官兼アドバイザーとして参加しました。

実施にあたっては、ゼミ3回生有志がおよそ1ヶ月前から企画内容の議論、学部事務室との折衝、エントリーシートの作成などを役割分担し、精力的に準備作業を重ねてきました。

模擬面接では、主に「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」

など、最も重要でありながら意外と答えづらい項目について、事前に提出されたエントリーシートに基づき、面接官役の社会人が質問。実践さながらの緊張感ある雰囲気に慣れない学生にとっては戸惑いも見られましたが、今回はフォローアップの時間を充分に取り、その中で、姿勢や声の大きさ、話し方の癖など細かい部分に至るまで、アドバイスを受けることができました。

 今回の面接練習はあくまで“きっかけ”であり、先輩から受けた指導やアドバイス、また自らの“気づき”を参加者それぞれが咀嚼し、本企画タイトルのとおり「自分を変える、未来をつかむ。」ことを強く期待しています。


緊張の面持ちで模擬面接に臨む学生  


 


終了後に参加者全員で意見交換を行う

◆場所  立命館大学衣笠キャンパス 清心館 501号教室・502号教室

◆趣旨・目的

  • 模擬面接という実践的な練習により、就活本番への第一歩を踏み出す

  • 先輩方の話を聞き、働く自分や就職活動について具体的なビジョンを描く

◆到達目標

  • 実践的な形式での面接練習により、各自のこれまでの就職活動(企業研究や自己分析)の成果を確認し、今後の活動に最大限反映できるようにする

  • 他人(社会人・友人)の客観的な視点で自分を見てもらうことにより、多方面から自分を見直す→具体的には面接中のしぐさや言葉遣い、表情など

  • 就職活動に対する不安や疑問を社会人と話をする中で解決する

◆参加者

  • 2008年度 3回生:12名(民間志望8名、公務員志望4名)

  • 行政学ゼミ卒業生:6名(民間企業勤務3名、公務員3名)

◆内 容
 
13:00〜13:30 趣旨説明、参加者自己紹介

13:30〜14:30 集団面接@ (Aグループ・Bグループ)

14:40
〜15:40 集団面接A (Aグループ・Cグループ)

15:50
〜16:50 集団面接B (Bグループ・Cグループ)

★模擬面接は、面接官(社会人)2名−学生3〜4名で実施

16:50〜17:15 まとめ、感想・意見交換

17:30〜19:30 夕食交流会(於:酒呑童子)


相談・指導・アドバイスなどあちこちで話の輪ができる夕食交流会の様子

エントリーシートの添削指導、公務員試験(筆記・面接)のアドバイス、実際の仕事や働きがいなどについての質問などまた、4回生2名(公務員・民間企業内定者各1名)も参加し、直近の就活体験をもとに、的確なアドバイスを行いました。

 

◆参加者の感想(アンケートより抜粋)

1.今回の企画の評価と、その理由。

☆ 大変参考になり良かったです。まず、模擬面接を受けられるという機会はなかなかないためです。加えて、各個人に対する個別の詳細なアドバイスが受けられる機会もめったにありません。模擬面接で、自分の悪かった点・良かった点をずばり指摘していただく機会も貴重なものでした。さらに、エントリーシートの添削と個別のアドバイス、改善方法を教えていただいたことで、今後のエントリーシートの方向性が分かってきました。これほど面接や採用、エントリーシートについて本当のところを知ることが出来る機会はないと思います。

☆ 大変参考になり良かったです。実際に面接を経験するのは今回の企画が初めてでした。わからないことや不安が多く、また、就活に対する気持ちがまだまだ甘かったな、ということに気づかされ、今回参加して本当に良かったです。先輩方には自分では気づかなかったことや、志望動機の甘さなど、参考になるアドバイスをしていただきました。厳しいアドバイスもたくさんありましたが、注意された点などを今後に活かして、もっと頑張らなくては!と思いました。 

☆ 大変参考になり良かったです。13時から17時という短い時間ではありましたが、見学と併せて5人のOBの方に直接面接を見ていただけたことは大変嬉しかったです。先輩ごとに着眼点が違うので、アドバイスを求めるごとに次々と新しいご指摘をいただき、今回最大のテーマであった「他人の目線で自分を見直す」ということについてかなりの収穫があったように感じています。
 また、参加者全員のOBさんに交流会にご参加いただき、個人的に細かい部分まで質問ができたので、最後まで吸収することがたくさんありました。
 

 

2.模擬面接を受けて気づいたことは、どんなことですか。また、どう改善しようと思いますか。

☆ 本当の自分の姿を、まだまだ伝えきれていないことに気づきました。緊張していたということもあり、自分のアピールしたいところや、自分の好きなことを熱く語ることができませんでした。エントリーシートに書いてあることと同じことを言うのではなく、面接では自分の言葉と表情でしか伝えられないことをアピールしていこうと思いました。

☆ まだまだ準備が足りなかったということです。志望動機や大学で力を入れたことなど、話す内容自体の線はよかったと思いますが、自分をよりアピールする話し方や、具体的なエピソードから言いたいことへつなげる論理性など、指摘されて気づくことが多くありました。もっと自分のこれまでを振り返るとともに、例えば、大学で頑張ったこと→会社でこういう面を発揮できます、といったように、それぞれの内容を単体としてではなく臨機応変にも言えるよう、内容をブラッシュアップしたいです。 

☆ 話が長いことです。話を整理できていないことに原因があったのですが、自分ではあまり気づいていませんでした。話が長いと相手を飽きさせてしまうので、聞かれたことに対しては一文で返すよう心がけたり、あらかじめ答えることを箇条書きにしておこうと思いました。また、日頃、友達と話すときにも、話し方に気をつけたいと思います。

 

3.企画全体を通して、印象に残った先輩方のアドバイスはありましたか? 

☆ 面接で見られるのは“コミュニケーション力”だというアドバイスです。面接官と私たちのコミュニケーションはもちろん、面接中に話す具体的なエピソードでも、人とのコミュニケーションが大切になってくるとお聞きしました。エントリーシートもコミュニケーションの一環。ラブレター。出す相手を思って、書くということも教えていただきました。今後はそのコミュニケーションを念頭において、対策をしていきたいと思います。 

☆ 「笑顔でないヤツは落とされる」と言われたことが印象に残っています。やはり第一印象で決まるという話も聞いたことがあったので、この言葉を聞いて、表情って大事なんだなということをあらためて感じました。一方で、緊張するとなかなか笑顔でいるということが難しいとことも模擬面接を通して感じました。わたしは、とにかく堅いと言われたので、特に気をつけたいと思いました。 

☆ 「エピソードが大切」と言われたことです。その人が会社に入ってどんな働きをするかは、その人の今までのエピソードでしかわからないということを聞き、エピソードの大切さを感じました。自分が今まで、どういう体験をして、どう乗り越えてきたかということをもう一度振り返ってみたいと思います。そして、そのエピソードがしっかり語ることができるように練習していきたいです。

 

4.10年後のあなたは、どのようになっていると思いますか? 

☆ 10年後は、第一希望の会社で、子ども服を販売しています。子どもが笑顔になれるような服を提供し、家族と一緒に子どもの成長を見ていたいです。また、子どもはどんなものが好きなのだろう?などといったことを研究しながら大人では気づかない点を発見して日々学んでいる。そして周りのスタッフやお客様から信頼され、明るく元気なお店で、「会いにきたよ」と気軽に遊びに来てくれるお客様に出会っていると思います。

 ☆ 地元の金融機関で働き、地元の人に名前を覚えてもらうくらい親身になって働いています。色々な資格を取って、窓口業務だけじゃなく融資アドバイザーなどの専門的な仕事をしています。また、後輩に慕われるような先輩としても活躍しています。さらに、結婚もしていて、仕事と家庭の両立をしていると思います。

 ☆ 10年後は30歳になっています。30歳の私は、裁判所事務官という仕事を一通り経験した後書記官に任官され、書記官として勤め始めて何年か経っていることと思います。仕事の中でやりがいを見出すと共に、困難にも何度かぶつかっていると思います。しかし、周りの人たちに支えられながら、しっかりと自分で決めた道を歩んでいると思います。また、自分がそうしてもらったように、ゼミの後輩たちに自分がしてきた就活についてアドバイスをしてあげていると思います。