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新春わくわく就活セミナー2017 「私の道―最高の自分へ−」
 秋の「ゼミ同窓会」と並び、行政学ゼミならでは企画、毎年恒例の「新春わくわく就活セミナー」が今年も開催されました。

 これから本格的な就職活動・公務員試験対策に臨む3回生13名が、プレイスメントリーダーを中心に企画。1997年卒から2015年卒までの卒業生7名と、今春卒業予定の4回生内定者2名が面接官役を担い、集団面接形式での模擬面接を実施しました。参加者は、「自己PR」「大学時代に力を入れたこと」「乗り越えた困難」そして「志望理由」などの項目があるエントリーシートを事前に提出。面接練習では、そのエントリーシートを基に本番さながらの鋭い質問や、理由を深堀りするやりとりが続く濃密な時間が展開されました。

 ほとんどの3回生が、社会人を相手に面接練習を行うのが初めてということで、過度に緊張したり、言葉に詰まったり、あるいは短い時間で自分の考えを相手に伝えることの難しさを実感したりと、なかなか思い通りにいかない感じが見受けられましたが、練習を重ねるごとにコツを掴むとともに、フォローアップの時間には例年以上に真面目にメモを取る様子も伺えました。

 この面接練習会はあくまでスタートであり、厳しくも温かい先輩方のアドバイスを真摯に受け止め、企画のタイトル通りに、初心を忘れず「最高の自分」への道を一歩一歩進んでほしいと、切に願っています! 


全員遅刻・欠席なく予定時刻に開始。冒頭、プレイスメントリーダーから企画趣旨と注意事項が伝達されます


A〜Dの4グループに分かれ、3つの教室で1回ずつ面接練習を実施。異なる面接官が担当することで、さまざまな角度から指導を受けます。


最後は、再び1つの教室に集合し、面接練習の感想を述べあうとともに面接を担当した社会人・4回生から総括的なアドバイスを受けました。


夕食交流会では、社会人・現役生が同じテーブルを囲んで、就職活動に関すること、村上先生にまつわることなど、会話が弾みました。

◆参加者の感想(アンケートより抜粋)

1.今回の企画の評価と、その理由。

●大変参考になりました。今までに面接の練習の機会がなく、面接に対して漠然とした不安を抱えていましたが、今回の企画を通して自分の課題が見つかり、今後の就職活動に向けて参考になるアドバイスを頂くことができたからです。自己分析や志望動機の形成は空き時間を見つけて行ってきましたが、それをアウトプットする機会というのは直前にならないと無いので、早い段階で練習の機会を得ることができるのは、非常に強いアドバンテージになると感じました。また、私は公務員を目指していることもあり、現職の方から本番さながらの質問を受けられるのは、非常に貴重な機会であったと感じております。第一志望先は財務専門官ですが、他に県庁等も志望していることもあり、一緒に面接を受けたゼミの仲間への質問を聞きながら、他の志望先ではどういった質問がされるのかを同時に知ることができて、非常に参考になりました。

●個人的な理由としては今回が初めての面接練習であったため、面接の手順について実際に知る機会になりました。所属するゼミの企画、同じゼミの仲間と共に面接練習を行えるということで参加の敷居も低く、積極的な参加が可能になったと思います。また、色々な企業や地方公共団体の方々が面接官を担当してくださったことで広い視野で面接練習を行うことが出来、自分の今まで考えていなかった分野への関心も高めることが出来たと感じます。

●大変参考になりました。今まで面接練習をしたことがなかったため、面接のイメージがつかず、ただただ不安になっていました。しかし、面接をやってみたことで、どういう風に話せばよいのかなど面接のイメージがつきました。また、自己分析や企業研究が煮詰まっていたこのタイミングで面接練習させていただいたことで、何が足りないのかを考えることができました。

●大変参考になりました。これまで、就職活動対策として面接を行ったことがなかったため、このような機会を設けていただき大変感謝いたしております。そして、同じゼミを卒業された先輩方がご指導してくださったので、私が希望している就職先についてもしっかりと対応してくださり、今後の研究テーマなどに関してのアドバイスなどもしていただけたので大変参考になりました。そして、自分が練習するだけでなくゼミのほかのメンバーが練習しているところを落ち着いて見学できたことも、盗むものが得られたという面で非常に良かったです。

●大変参考になりました。私は、面接というもののイメージが全くつかず、何をして良いのか分かりませんでし
た。しかし、面接練習会を通してこれから何をするべきかの方向性が見つかりました。まずは、エントリーシートを深く掘り下げていきたいと考えます。今回の面接練習会で一番に痛感したのは企業分析の重要さでした。企業分析と自分の志望理由の重ね合わせられるように志望理由の幅の広さも身につけていきたいです。私は、面接の前に言おうと決めたことがなかなか面接の場ではあせってしまい上手く言えなかったので、面接の練習をこれからも積み重ねてしっかり面接の場で話せるようにしたいです。

2.模擬面接を受けて気づいたことは、どんなことですか。また、どう改善しようと思いますか。

●気付いたことは2点あります。1点目は、短い時間で分かりやすく伝えることの大切さです。私は自己PRの際に自分が所属していた団体の説明に時間がかかってしまい、自分の強みを上手くアピールすることができませんでした。この件については面接官の先輩方からもご指摘を頂いたので、日常の会話の中で、相手に簡潔に伝えることを意識して改善に努めようと思います。2点目は話により具体性を持たせることです。これも自己PRの模擬面接の際に感じたことなのですが、数字等を使って自分が所属している団体の規模を説明したり、成果を述べたりすることで、具体性が増し、初対面の相手にもイメージしやすい説明になるのだと感じました。話に具体性を持たせるということは、話の分かりやすさにもつながりますし、説得力や信ぴょう性も増すことに繋がると思うので、日々の生活の中で相手に話をするときに具体例を挙げながら説明することを心がけようと思います。

●自分は最初「上がり症で面接が苦手だ」という認識がありましたが、練習を重ねることで確かに面接の緊張した状態でも相手に自分の考えや意思を伝えることが出来るようになり、自分の成長を感じることが出来ました。また集団面接のため他の参加者の話を聞く中で、同じゼミ生が「こんなすごい活動をしていた」ということを知ることが出来たり、他人の表現方法などを参考にすることで自分の表現を改善していこうとも考えました。

●相手の意図を汲み取り、分かりやすく自身の考えとともに答えを伝えることの難しさに気づきました。また、志望する自治体の魅力と学びをどのように合致させていくのか等、勉強不足であると感じました。今後は、試験・面接対策を行うと同時に4年間の学びを復習し、新たな知識の吸収も行いたいと考えています。

●どの面接官の方にも、自信なさげだと言われました。自分では自信をもってしゃべっているつもりでしたが、声がどんどん小さくなっていたり、目がきょろきょろしていたことに指摘されて初めて気が付きました。改善点としては、精神的に強くなるのはもちろんですが、自信がないときでも、しぐさで自信があるように見えるように気を付けます。

●自分でも驚いたことは、練習と言えど面接となると考えていた以上に緊張することです。やはり初めての面接練習ということもあったせいか、緊張のせいだけではありませんがうまくしゃべることができなかったことが大きく印象に残りました。これから自主ゼミやキャリアセンターでの面接練習を重ねて、面接への慣れ、自己分析の精度をだんだんと高めていけたらと考えています。

3.企画全体を通して、印象に残った先輩方のアドバイスはありましたか?

●元気に、笑顔で話すことを心がけてほしいということと、結論から話すことを意識してほしいと言われたことが印象に残りました。緊張したり自信がなかったりすると顔がこわばってしまうので、事前準備を入念に行い自信をもって面接に望むことが必要だと思いました。最初に話す自己PRでは結論を先に言うことを意識していましたが、質問に対しては具体例を述べた後に結論に行きついていたので気をつけたいと思います。ビジネスの世界でも大切だということなので今のうちにくせをつけておきたいです。

●情報収集する際は実際にその土地を訪れることというアドバイスが印象に残りました。情報収集する際は図書館やインターネットに頼ることが多く、実際に訪れることはしていませんでした。今後は実際にその土地に訪れ、体験を通して学びを深めたいと思います。

●面接は会話のキャッチボールであるので、相手の意図に沿った答えをできるだけ早く答えることが重要だということです。黙り込んでしまうのではなく、どうしても考える時間が必要で言葉につまった時には少し時間を頂いてもいいですかと伺うことや、わかりませんと答えることも重要だと分かりました。また、話に困ったときには、自己PRに結び付けてみるとうまく答えることができることや、志望動機は色んなところと対比させていくことで深みを増すことができることも教えていただきました。

●自分のエピソードについてしゃべるときにはその時の自分の評価だけでなく、周りの人たちが自分をどのように評価していたかということが重要であると言われそれが印象に残っている。自分のエントリーシートにはそれが書かれておらず、面接官が知りたいことを知ることが出来てよかった。また、たくさんの悪い点の指摘を受けましたが、自分のペースを崩すことなく質問に答えられていたとほめてくださったので、その点では自信をつけることが出来た。

●1分間で自己PRをお願いされた際に、自己PRは「自分自身のことについての範囲を示す場」であって、1分間は連続して話す会話の中で理解できる範囲の限界だとおっしゃっていたことです。また、時間制限は、よくドラマであるような「エレベーターに乗っている間に的確に正確にわかるように報告や指示をするような必要性があって、そうした能力を見ている」と聞き、この話は全く予想もしていなかったので、短い時間に正確に伝達する能力を面接で出せるようにしたいと思いました。

●「面接で人を選ぶ基準は一緒に働きたいかどうかだ。」と仰ったことが最も印象に残りました。論理的で簡潔にわかりやすく受け答えをすることは面接で非常に大切なことだと思います。しかし、そのことで頭がいっぱいになって原稿を覚えてきたような話し方になってしまったり、笑顔がなく暗い表情になってしまえば、面接官の方からすれば、あまり一緒に働きたいと思えないと思います。この点に関してはバランスが大事であると感じます。自分の事を伝えることだけに必死になるのではなく、面接官の立場に立って考えるのも非常に大切なことであると感じました。

4.10年後のあなたは、どのような人物になっていたいですか?

●10年後には部下も存在していると思うので、周りから頼られる人物になっていたいと思います。そのためにこれからもチャレンジ精神を忘れずに積極的に様々なことに挑戦し、知識を蓄えながら視野を広げる経験を積み重ねていきたいと思います。その中では時には失敗することがあるかもしれませんが、それらを機に自分を成長させていきたいです。そうすることで臨機応変な対応力やリーダーシップを磨き、周りの人に頼っていただける人物になることができると思います。

●10年後には地域や住民の皆さんのために真摯に行政に携わり、職場で誇りを持って働ける社会人になりたいです。自分のなりたいものになるためにもこの機会に頂いたアドバイスを糧にしてしっかりと公務員試験や自己分析に取組みたいです。10年後にあのとき頑張っておいてよかったと思えるような就職活動をしていきたいと思います。

●10年後は、地元の市役所で働いていたいです。現在志望している都市計画の業務に携わり、今以上に住みよいまちにし、なおかつ観光地として世界を代表する文化都市になるため貢献していきたいと考えています。そのためには、やはり全体の奉仕者として中立的な立場から物事を多角的に考えることができるようになりたいと考えており、人に流されることのない芯の強い人物になっていたいです。さらに、市民の方々とのコミュニケーションをしっかり取ることができるような親しみやすい人物にもなっていたいと考えております。

●公務員か民間企業の会社員、何になっているかはわかりませんが、自分は周りから慕われる人物になりたいと思っております。単純に自分の優しい部分だけでなく、例えば困っている人がいれば親身になって寄り添う、人が嫌がる仕事などを率先してやるなどして、自分の思い描く人物像に近づいていきたいです。

●仕事ができるのはもちろんのこと人間関係が豊かな人物になっていたいです。人と関わるのが好きなので色々な職種、考え方の人と触れ合い、話すことで新たな知識や考え方を吸収し、自分の世界を広げていきたいです。また、常に余裕というものを持っていたいと思います。余裕なく追い詰められている状態では新しいことにチャレンジしたり、新しいことを吸収することはできないと思います。